たこわさ

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ガンダムビルドダイバーズ 第11話「アヤメの涙」感想

SDBD ガンダムビルドダイバーズ RX-零丸 色分け済みプラモデル

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

リクの前に立ちふさがるアヤメ。「なぜ?」と問うリクに、アヤメは自らの過去を語り始める――。

感想

絵コンテを古橋一浩氏が担当していたようで、所々に良いカットが見受けられたが、脚本がいまいちに感じてしまい、ノリきれなかった。

アヤメの過去のエピソード自体はテンプレながらも納得の行くものだったが、激しい戦いのさなかに長々と昔話をするスタイルは、私的には「アニメ的表現」だとしても受け入れがたい。
よくある、「物語上重要な話をしているので、敵も味方も何故か棒立ちになっておとなしく聞いている」と同じパターンで、あまりにも作劇をサボりすぎている。*1 *2

せっかくロボがよく動いていても、全体の脚本の流れが不自然極まりなければ、魅力的には映らない。
クライマックスだというのに、なんだかノリで描いている「だけ」感が残った。

HGBD ガンダムビルドダイバーズ ガンダムダブルオーダイバーエース 1/144スケール 色分け済みプラモデル

*1:有名な例を挙げると、「NARUTO」において真面目な戦いの最中(しかも衆人環視の中)なのに、自らの悲しい過去や里の機密情報をべらべら話し出す、というアレ。

*2:逆に戦いのさなかに問答することに意味がある演出も。例えば歴代ガンダムなどは正にその好例だっただけに、今回の不出来さは残念に過ぎる。