たこわさ

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東京喰種:re 第10話「ゆれる think」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

宇井の反対で中止されていた、クインクス班による喰種に変装しての捜査が実行に移されることとなった。
首尾よく情報収集を行うクインクス班だったが、その中で琲世は、自分がかつて「眼帯の喰種」と呼ばれ恐れられていたことを知る。
「眼帯の喰種」、そして彼を追っていたという捜査官・亜門鋼太朗。琲世は自分の過去を追い求めるように資料を漁るが、それをアキラに見つかってしまい――。

感想

やはり月山が元気だと物語のテンポも良くなる。が、彼にとっては試練の時がやってきてしまったようだ。
「美食家」として非道の限りを尽くした月山だが、身内に対してとことん甘いのは今まで描かれてきた通り。
そんな彼を守ろうとする月山家の人々の絆の力が勝つか、CCGの執念が勝つか……。

一方、琲世はようやく「亜門鋼太朗」の名に辿り着いた。
旧シリーズではCCG側の主人公も呼べる活躍を見せてくれた彼だが、記録上は殉職したことになっている。
そのことがまた、琲世の中の金木を刺激するのだが……今回はアキラのハグでどうにか収まったかに見える。
しかし、亜門の名前が琲世の記憶の扉をまた一つ開いてしまったのは確かだろう。

扉を開くといえば、エトのカナエに対する働きかけも不気味極まりない。
一体何が行われたのか、変わり果てたカナエの姿はあまりにも惨たらしく、エトの目的は全く読めない。カナエをあんな姿にして、一体何を考えているのか……。