たこわさ

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ゲゲゲの鬼太郎(第6期) 第8話「驚異!鏡じじいの計略」感想

ゲゲゲの鬼太郎 (TVサイズ)

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

まな達のクラスは、学校の行事でとある古民家の清掃をすることになった。
ぶつくさと文句を言うクラスメイト達に苦笑いしつつも、丁寧に掃除を済ませていくまな。
するとその家のおばあさんが、まなが掃除していた古い鏡台についての思い出話を聞かせてくれる。なんでも、おばあさんの母親の嫁入り道具だったものを、更におばあさんが引き継いで嫁入り道具として持ってきたものなのだという。

おばあさんの話に聞き入るまなだったが、他のクラスメイトは興味が無さげであり、また他の場所では二人の男子が悪ふざけを始めていた。
思わず注意するまなだったが、男子達の悪ふざけは止まらず口論から追いかけっこ状態になってしまい、その際に一人の男子が古いお地蔵様のような石碑を足蹴にして倒してしまう。
すぐに元通りにしたまな達だったが、その日からまなと男子生徒二人の周囲に奇妙な現象が起こり始め――。

感想

久々登場のまな。
そして鬼太郎シリーズでは比較的出番の多い鏡じじい(鏡爺)が登場。

何故か私の中では「鏡じじい=ロリコン」という認識があって、本エピソードの物語構造にもすぐに気が付いたのだが……どうやらアニメ第3作の2話でヒロインのユメコを誘拐したり、その後も彼女と何かと関わりを持つ事もあり、公式にロリコン設定が存在し、それをぼんやりと私が覚えていた為らしい(苦笑)。
ねこ娘にも色目を使うなど、女好きの面を見せたが……見た目の年の差を考えればやはりロリコンであるw

一部だが、以下に過去アニメでの鏡じじいの出番を紹介したい(画像のリンク先はAmazonの配信ページ)


第1作では、第8話「鏡爺」に登場。やはり少女を狙っている


第3作では、第2話「鏡じじい」に登場。やはり少女(ユメコ)を狙っている


第4作では、第4話「恐怖!鏡の国の鏡爺」に登場。男子児童まで狙ってる。もはや見境なしである。


第5作では、劇場版に登場。第3作へのオマージュ的な活躍を見せているらしい。少女を永遠のものにしようとしたり、やはりロリコンである。


――等など、「鏡じじい=ロリコン」というのは、最早シリーズの伝統のようだ(苦笑)。


さて、今回は「まなが鏡じじいから逃げていると見せかけて、実はがしゃどくろから逃げていた」という設定が肝だったが、……まながどう見ても鏡じいいを気持ち悪がって逃げているように見えてしまったので、もう少しまなの目線やら何やらで工夫してほしかったところ。
特に、心配する鏡じじいをガン無視して逃げ出すシーンなどは、ミスリードの仕掛けとして見ても雑だった。

作画も所々厳しいように見えたので、製作現場もいっぱいいっぱいなのかもしれない。
本シリーズは概ね面白いので、頑張って欲しいところだが……。

今回一番気になったのは、初登場したまなの母親の声だった事も書き添えておく。


皆口裕子さんとはまた、おっさんホイホイである。