たこわさ

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多田くんは恋をしない #3「それ、好きだなあ」感想

TVアニメ「 多田くんは恋をしない 」オープニングテーマ「オトモダチフィルム」


今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

多田珈琲店のマスコットであるニャンコビッグ。一見するとでっぷりとした体を揺らし自由気ままに生きているように見える彼だが、その内面では拾ってくれた多田家に恩義を感じ、光良達の行く末を亡き両親に変わって温かく見守っているのだった――。

感想

ニャンコビッグ(CV:大塚明夫)。
もうこれだけでお腹いっぱいなのだが(笑)、脚本の方でも飽きさせてくれないので、一気にこのアニメが好きになった気がする。

猫は一般に「恩知らず」な動物とされるが、それは大いなる誤解であり、本当は作中のニャンコビッグのように――とまでは言わないが、飼い主への愛情に溢れた生き物だ。
犬のそれと違って飼い主を「手間のかかる舎弟」と思っている部分があるので、愛情の形が異なるが、決して犬のそれにも負けない。
コメディタッチで描かれたが、脚本担当は猫の事をよく理解しているのだな、と感じた。
……最後に本能に負けてしまう辺りも実にリアルだ(笑)。

さて、そんなお猫さまに見守られた多田達の生活には、早くも変化が。
多田は淡々としているのでよく分からないが、テレサの方は多田の事を意識し始めている様子。
それが一体どこまでの感情なのかはまだ不明だが……今後、二人が見つめ合う時間が段々と長くなっていったら、それは恋の秒読みというやつだろう。

作中に登場した「ホットチョコスプーン」は、ラルセンブルクのモデルであろうルクセンブルク大公国に実際にある名物らしい。

チョコレート好きとしては中々に気になるシロモノ。
一応、Amazonなどでも売っているようだが、この手のハンドメイドに近い食品を通販で買うのは中々に抵抗がある。
首都圏で扱っている店がないか、少々探してみようかと思う。