たこわさ

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銀河英雄伝説 Die Neue These 第3話「常勝の天才」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アスターテ会戦での功績により、遂に帝国元帥の地位まで昇りつめたラインハルト。
未だその実力を疑い、ラインハルトが皇帝の寵姫たる姉の七光りで昇進したと考える口さがない人々もいたが、確かな目を持つ将達は既にラインハルトの実力を認めつつあった。

しかし、ラインハルトの目標はまだまだその先にある。
副官であるキルヒアイスは、幼き日にラインハルトとその姉・アンネローゼに出会った頃の思い出と、ラインハルトが軍人を目指すきっかけとなったとある事件に思いを馳せていた。
全ては、アンネローゼが父親によって皇帝へ「売り飛ばされた」時から始まった――。

感想

やはり、帝国と同盟のエピソードを交互に描く構成のようで、今回は帝国(というかラインハルト)側のみの描写となった。
全体的にやや駆け足に感じてしまったが、詳細は原作に譲る……といったところだろうか?

キルヒアイスとラインハルト・アンネローゼ姉弟の出会いのシーンは、数々の媒体で繰り返し描かれてきたものだが……今回は情緒的に過ぎず、かと言って説明不足でもない、ちょうど良い塩梅だったのではないだろうか?
旧アニメシリーズも淡々と進める演出が目立ったが、本作もそれに倣ったといえるか。

回想シーンはキルヒアイスの視点で描かれた為に、ラインハルトの異質さやアンネローゼの優しさが強調された形にもなったが……ともすれば心が壊れる程の不幸な目に遭った姉弟が、それでも今は穏やかに笑い合えているのは、ひとえにキルヒアイスという優しさと正義感に溢れた存在が傍にいてくれたからだ、という事実が浮き彫りになる構成でもあったように感じた。
ラインハルトの才能は本物だが、それでももし傍らにいるのがキルヒアイスで無かったら、彼はこんなに成功していなかったであろう。
アンネローゼの言葉がただのお世辞ではない事は、これからの物語で証明されていくことになる。

さて、今回は物語のキーキャラクターの一人であるオーベルシュタインも登場した。
旧作で演じたのは、唯一無二の声を持っていた故・塩沢兼人氏だったが……、今回演じている諏訪部順一氏も、塩沢氏の演じたオーベルシュタインを強く意識しているであろう事が感じられた。
諏訪部氏の個性を活かしつつも、オーベルシュタインというキャラクターが持つ既成のイメージをよく理解した演技だったのではないだろうか。

アスターテ会戦

アスターテ会戦

本作はAmazonビデオ等でも配信中。第一話は無料配信の模様。