たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 第10話「永遠の街」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

今までの戦いの功績によって、13部隊の面々に勲章が授与される事となった。
勲章の授与は即ち、地下都市への立ち入りを許されるという事。都市への憧れが強いゾロメは、嬉しさを隠せない。

だが、勲章の授与は思いの外に淡々と進み、ゾロメはオトナに握手を求めるも無視されてしまう。
不完全燃焼のゾロメは、帰り際に都市の様子をたっぷり眺めようと単独行動をしてしまい、結果として他の面々とはぐれてしまう――。

感想

ゾロメ掘り下げ回にして、世界観の断片的な説明が行われたエピソードだった。
話のテンポや情報の制限の仕方はそこそこ楽しめたものの、こういった淡々と進む系の話は、怒涛の展開が続く中に放り込まれるからこそ面白く感じるのであって、本作の展開にイライラしつつある今の状況では、むしろ冗長に感じてしまった。

さて、今回で色々と重要な設定が明かされたように見受けられる。
ヒロ達は保菌者呼ばわりされていたが、それはつまり、地上は何らかの細菌・ウィルスに汚染されていて人間が住める環境ではない、という事だろう。
パラサイトが実験体とも呼ばれるのは、ただ単に防衛の為の消耗品という以上に、オトナ達が地上に舞い戻る為の被験者、という意味合いも含まれている、という事だろうか?

ゾロメが出会った女性は年配にも見えたが……実際には、環境適応能力を失った結果、老化が早くなってしまった人類の姿にも見える。
彼女のパートナーの姿は、映画「マトリックス」などでも描かれたディストピアの住人そのものであり、ゾロメでなくとも不快感を覚えたことだろう。

あの女性はゾロメの遺伝子提供者……と考えてしまうのは流石に飛躍しすぎた考えだろうが、全く無関係ということはなさそうだ――が、ゾロメ達に植え付けられた「オトナへの憧れ、服従」という感情がそう感じさせた可能性もあるので油断できないだろう。
特にゾロメに顕著だが、無意識レベルにオトナへの服従意識を刷り込まれている可能性も示唆されているので、むしろそちらか。

もっとも、女性がゾロメに向けた感情は、おそらく親心などではなく、ペット――しかも家族ではなく文字通り愛玩動物に向ける愛情の類にも見えてしまったが……。
彼女の胸に付けられた心臓型のモジュールも気になるところだ。恐らくは、マグマエネルギーを利用した生命維持装置であるとか、そんなところなのだろうが。

ゼロツーの体に起こりつつある異変は、第1クールのクライマックスに持ってくるのだろうか? 正直、勿体つけている余裕がある作品でも無いと思うのだが。

ダーリン・イン・ザ・フランキス 1 (ジャンプコミックス)

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