たこわさ

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グランクレスト戦記 第9話「漆黒の公女」感想

今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

和平に傾いた連合であったが、同盟の盟主マリーネはそれを受け入れない。
マリーネのその態度は同盟内部からの離反者を生む。そのうちの一人、アルトゥークの隣国であるスタルクの領主もヴィラールを頼みにしようと協力を要請してくる。
だが、あくまでもアレクシスへの忠義を貫くつもりのヴィラールは、スタルク領主の申し出を断る。

シルーカはヴィラールにスタルクに援軍を送るべきだと進言するが、にべもなく断れ、テオと共に領地へ戻るようにと遠ざけられてしまう。
落ち込むシールカであったが、テオはそんな彼女に思いもよらぬ言葉をかけ――。

感想

テオとシルーカがようやく結ばれた一方で、マリーネはその身を覇道の贄として捧げることに……。
まだ政略結婚というのなら理解出来るが、ああいった形でその純血を散らすさまを見ていると、気の毒以上に憤りさえ湧いてくる。
マリーネはあまりにもその思想に殉じ過ぎるがあまり、視野狭窄に陥っているように見える。
瘴気を使った戦術もそうだが、これならばまだ、お坊ちゃんなアレクシスの方が盟主としては相応しいようにさえ思えてくる。
あれでは、「気を張った小娘が背伸びするために無茶してみた」にしか見えず、負けフラグそのものだろう。

同盟も連合も、それぞれ別の形であらぬ方向に進もうとしているようにみえる。
マリーネに与する事を決めたミルザーの動向も気になるが……テオはヴィラールから何かを託されたようにも見える。
どうなることやら。

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starry

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