たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

Fate/EXTRA Last Encre 03「黄金鹿と嵐の夜 ―ゴールデン・ワイルドハント─」感想

月と花束(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

「月の聖杯戦争」を脱落し「ただ生き残る」ことを選んだマスター達の楽園――その街の支配者は間桐シンジだった。
戦うことを諦めていないハクノとセイバーを危険視したのか、シンジは二人を始末しようと画策する。
だが、予想外のハクノの能力にその目論見は失敗。更に、サーヴァントを失うも戦いを諦めず、レジスタンスとして活動していた遠坂リンの横槍によってハクノとセイバーに逃げられてしまう。

リンの手助けで無事に逃げおおせたハクノとセイバーは、改めて「月の聖杯戦争」そして「SE.RA.PH」全体に起こっている異常事態を知ることに――。

感想

そろそろ原作プレイ済みの人間は「もしかしてこういう事かな?」と物語の仕組みを解き明かし始める頃だろうか?
初見組がどういった感想を抱いているのか少々不安だが、私的には「お、盛り上がってきたな」という印象だった。

「チャクラ・ヴァルティン」という何者かの宝具*1により、崩れ行くSE.RA.PHと聖杯戦争のルール。
一見すると、シンジは自分が生き残る為にフロアマスターとして君臨していたようにも見えたが、実際には「月の聖杯戦争」で生き残った者の義務として、出来る限り壊れゆく世界にあらがっていたようだ。

彼のサーヴァント・ライダーも、マスターの意を汲んで、あえて退廃を演じていたという事らしい。
短い間ではあったが、二人の信頼関係の強さが窺えたのではないだろうか?

原作やFGOをプレイ済みの方には既におなじみだが、ライダーの真名は「フランシス・ドレイク」。
初めて「生きて」世界周航を成し遂げた大海賊。*2史実の人物であり、もちろんそちらでは男性。
私は大航海時代が好きなので、「ドレイクが女ぁ?」と原作プレイ時は不機嫌になったものだが、キャラクター造形が絶妙だったので今では好きなキャラの一人である、と一応申し添えておく(笑)。

リンはFateシリーズの「お助けお姉さん」というポジションは健在ながらも、ハクノと同じく、どこか得体の知れない所がある様子。
しつこいようだが、EXTRAシリーズに登場するリンやシンジは「stay night」とは別人であるので、その点を留意していただきたい。


なお、原作ゲームは現在では入手困難になっているようだが、TYPE-MOONからシナリオ集が発行されている。
Amazonなどで手に入るので、興味のある方はチェックしてみると良いだろう(注:分厚いです)。

Fate/EXTRA MOON LOG:TYPEWRITER I【書籍】

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Fate/EXTRA MOON LOG:TYPEWRITER II【書籍】

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Bright Burning Shout(期間生産限定アニメ盤)(DVD付)

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*1:公式サイトの解説ではサーヴァント・セイヴァーの宝具との事。本作は公式サイトの解説も含めて作品のうちであると半ば公言されているので、目を通すことをおすすめする。

*2:初の世界周航というとマゼラン提督が有名だが、彼は東南アジアで死去しており、艦隊がその遺志を継いで世界周航を成し遂げている。