たこわさ

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グランクレスト戦記 第6話「進軍」感想

契約


今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ヴィラール麾下の先輩魔法師達とも打ち解け、シルーカは充実した日々を送っていた。だが、頼りになる魔法師長マルグレットはもうすぐ25歳の誕生日を迎える。
それはヴィラールとの契約が終わることを意味していた。

ヴィラールとマルグレットの、仲睦まじいとさえ呼べる信頼関係を知るシルーカは、二人がこのまま分かれる事にもどかしさを隠せないが――。

感想

典型的なラノベ展開であれば、ヴィラールがマルグレットにプロポーズして形を変えて関係が続く……ようなことになるのだろうが、本作はやや苦い、二人がお互いをよく理解しているからこそ別れる事になる結末となった。
水野良氏は、王道なハッピーエンドを描くことも多いが、こういった「想い合う二人が互いの思想・立場を尊重した結果別れる」という結末を描くことも多く、「水野節は健在か」と思わずニヤリとしてしまった。

テオとシルーカが比較的ラブラブカップル(笑)なので、バランスをとる意味もあるのかもしれない。
しかしシルーカは既にテオに骨抜き状態だが、逆にテオの方には余裕が見受けられるのがやや不思議に思える。ああ見えて、男女の関係に長けているのかもしれないw

さて、物語の舞台は再び戦場へ。
一人だけ世界観が違うんじゃないか? と思える程の強さを見せたミルザーは、その言葉通り覇者となるものの剣である事を望むのか。それとも……?

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