たこわさ

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ダーリン・イン・ザ・フランキス 第3話「戦う人形」感想

独りとヒトリ


今回の満足度:3点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ヒロとイチゴによる起動テストは失敗に終わった。
意気消沈しながらも、「ゼロツーとストレリチアに乗れれば」と一人黙々とトレーニングに打ち込むヒロ。一方のイチゴは、なんでもないような素振りを見せながらもどこか上の空な雰囲気が。

ヒロとゴローはイチゴを心配するが、そんな中、13部隊に初の叫竜討伐命令が下される。
だが、正式にパイロットとして認められていないヒロは出撃が許可されず、イチゴ達を見送ることに――。

感想

第二話よりはまともに感じたものの、まだまだ低調な印象。
ミツルの増長と、彼の慢心がもたらした結果は予想の範囲内であり、また徹頭徹尾ミツルを小物かつ自己愛の塊として描いてきたことから、彼が傷付いたことに爽快感を覚えても喪失感は覚えず。

一方でウザキャラ代表であるミクとゾロメが、案外お互いを大切に想っていたことが判明したが……二人の心が通じ合った頃に悲惨な最期を遂げることの示唆なんじゃなかろうか? などと邪推してしまう(苦笑

枠に収まった展開ならば、それはそれで望むところだが、脚本に丁寧さが欲しいところ。
性知識もろくに教えられていないはずの彼らが、それに基づいた価値観を持っているという矛盾点もどうにかしてもらいたい*1

ダーリン・イン・ザ・フランキス 1 (ジャンプコミックス)

ダーリン・イン・ザ・フランキス 1 (ジャンプコミックス)

*1:実際、Twitterではその点の齟齬を指摘するご意見を複数見かけた。