たこわさ

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Just Because! #10「Childhood's end」感想及び地元民からの非公式解説

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

バレンタインデー当日。美緒と恵那はそれぞれ瑛太に渡すべくチョコレートをカバンに忍ばせていた。

いち早く瑛太のもとへやってきたのは恵那……かと思いきや、一足先に美緒が瑛太のところへ。
だが偶然にも、瑛太スマホの待受がいたずらで設定されたままの恵那の写真になっている事を見てしまった美緒は、チョコも渡さず、涙目になりながらその場を去ってしまう。

一方、陽斗と葉月もバレンタインを機に転機を迎えようとしており――。

感想

非常に私的な感覚で申し訳ないが、散々に瑛太との都合の良い関係を続けていた美緒と、ガンガン攻めつつも退くべきところでは引き迷惑をかけてしまった時は素直に謝れる恵那の方を応援したくなってしまった(笑)。
美緒は美緒でいい娘なのだが、恵那の健気振りが心に突き刺さってしまった。

陽斗と葉月については……陽斗、都合よくキープされちゃったね! という印象(苦笑)。
葉月はきちんと考えられる、案外としたたかな性格なのだな、と苦笑いが止まらない。まあ、こちらのカップルは何だかんだで(陽斗が下手をうたなければ)順風満帆で続いていくのではないかと思う。

さて、最後の恵那の告白はどう受け取るべきか。
自重しない事にしたのか、それとも逆に美緒と瑛太のこれからを思って身を引く決心をしてしまったのか。

当の瑛太と美緒がすれ違い続きなので、恵那が何らかのおせっかいを焼くのか、それともいい人振るのはやめるのか。

今回の「地元民からの解説」

アバンタイトルで美緒姉妹が夜景を眺めていたのは、鎌倉山二丁目から七里ガ浜に抜ける大階段の付近……のはずだが、少々風景が異なるので近年開発された住宅地の付近がモデルかもしれない。
となると、10年程前には無かった場所なので、「お父さんの思い出の場所」的なポジションは矛盾してしまうが(笑)。
すぐ側に鎌倉山から七里ガ浜に抜ける唯一の道路が見えたので、あの付近には違いないだろう。
※追記:やはり近年になって乱開発された場所だった→劇中で「失われた後の景色」を見せ付けられるという事――「Just Because!」第10話のある場面に感じたとりとめもない感想 - たこわさ


恵那が瑛太にチョコを渡しに行った際、わざわざ昇降口から一旦出て職員用玄関から入り直した行動は少々謎。モデルとなっている深沢高校は、二階~四階は別棟同士が渡り廊下で繋がっているので、わざわざあそこを通る意味がないw

写真部男子達が口にしていた「湘南クッキー」は神奈川県内に自販機で展開している謎の多いクッキー。平塚の会社が経営のはず。

恵那がお守り集めの最中にスマホを眺めていたのは、報国寺入口交差点付近→ https://goo.gl/maps/1TqVpB76bdz

「もうひと踏ん張り!」と言いながら通過したのは、鎌倉山のケーキ屋「ル・ミリュウ」前の道路。
崖にへばりつくように建っているケーキ屋。開店当初は値段が高い割にあんまり美味しくなかったが(失礼)、最近ではこなれてきたのか固定客もついている模様。

陽斗が葉月からもらったチョコをカゴに乗せながらヒャッホーしていたのは、湘南深沢駅近くの川沿いの道→ https://goo.gl/maps/fUC4H2Q2Z8D2

そして瑛太と恵那がイチャイチャ(?)していたのは、湘南深沢駅のホーム。ニアミスしそうだ(笑)。
二人が話している時に大きな音がしたのは、モノレールの分岐器が動いた音。「モノ」レールというだけあって線路が一本なので、一部駅で車両同士がすれ違う必要がある為、度々アノ音が響くこととなる。