たこわさ

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Fate/Apocrypha 第21話「天蠍一射」感想

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基本的に原作バレ無し。シリーズ知識の解説のみ書く方針。
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ケイローンと対峙したアキレウスは、自らの宝具を発動し一対一の勝負に持ち込む。ケイローンもその勝負を真っ向から受け、師弟は徒手空拳での決闘を開始する。

一方、アストルフォの宝具により「空中庭園」の守りを次々に突破するジーク達の前には、赤のランサーが立ちはだかった。
新月の夜というアストルフォが真の力を発動できる状況下にも拘らず、赤のランサーはそれ以上の猛攻で持って彼らの行く手を阻む。

埒があかないとみたジークは、ジークフリートの力を開放し赤のランサーに戦いを挑む――。

感想

戦士である事を優先したアキレウスに対し、ケイローンはどこまでも「師匠」であり「サーヴァント」であった、という点が印象的だった。
アキレウスとしては「試合に勝って、勝負に負けた」といった心持ちだったのではないだろうか。

ケイローンの宝具は、恐らく射手座が天に輝いている間ならば常時発動可能なのだろうが、今まで使用を禁じていた点から見るに、何か制約があるのかもしれない。
この点、もう少し掘り下げて欲しかった気もした。*1

新月の夜のアストルフォは文字通りの「英雄」であったが、赤のランサーはその更に上を行き、恐るべき戦闘能力を見せてくれた。
設定上は「力が強すぎてマスターの魔力がすぐに枯渇してしまう」サーヴァントだったかと思うが、魔力供給さえ十分ならば、赤のランサーはまさしく最強の一角なのだろう。

その赤のランサー相手に、「偽物」であるジークがどこまで善戦できるのか……。

一方、ルーラー対赤のアーチャー戦は、戦いの行く末よりも個人の理念のぶつかり合いという様相を呈してきた。
「正義」であるが故に悪のそしりをも甘んじて受けるジャンヌ。
聖杯にかける願い=サーヴァントとしての彼女の存在意義をかけて戦うアタランテ。
一歩も引けぬ戦いは、遂にアタランテに「禁じ手」を使わせるに至った。

いよいよ終盤。この戦いの行方を心して受け止めたい。

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*1:とぼけて書いているが、私は原作も元ネタも知っているので、あくまでも「アニメでもきちんと解説して欲しかった」という意味において。