たこわさ

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キノの旅 -the Beautiful World- 第5話「嘘つき達の国」感想

『人を殺すことができる国』


今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

とある国に立ち寄ったキノ達は、入国早々「私の恋人を知らないか」と少々挙動不審の男に尋ねられる。街の人々の話によれば、彼はとある哀しい経緯から恋人を自ら殺してしまい、精神を病んでしまっているというのだが――。

感想

「なんて優しい人たちだ!」と思えないのは、倒す側も倒される側も、欺瞞を突き通すために犠牲を払っているからか(国王一家の身代わりの件)。
「いい話」と見せかけておいて実はエゲツない裏がある、というのが本作の肝という風に理解しているのだが、それで間違いないだろうか? 原作ファンの方にツッコまれないよう感想を書いていきたいとは思うが……キノ自身の心情描写が必要最低限なので、トンチンカンな事を言ってしまっているかもしれない点はご容赦を。