たこわさ

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Just Because! #05「Rolling stones」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

陽斗は葉月にフラレてしまい、瑛太も陽斗の件ではっきりしない美緒に苦言を呈した事で気まずい関係になってしまっていた。

そんな中、始まった新学期。
無理矢理に笑顔を作る陽斗に対し、葉月は複雑な思いを隠せない。
美緒も瑛太との仲違いを気にしており、自習室登校している瑛太を訪ねようとするが、先んじて瑛太のところへお仕掛けていた恵那の姿を見て、何故だか気が引けてしまい――。

感想

最終的な答えは変わらないにしても、葉月が真摯に考える事で、陽斗も彼女も一つの恋の終わりを重荷にせず一歩前へ踏み出せる……美緒のその考え方は、言ってしまえば彼女自身の利己的な想いがふんだんに含まれている訳だが、それでも決して邪などではなく。
まあ、陽斗は瑛太のお陰で一足先にちょっとだけ吹っ切れてしまったようだが(笑)。

それにしても、益々分からなくなってきたのが美緒の瑛太への気持ち。
恐らく友人として他の異性よりは親しい存在だとは思っているのだろうが、それにしても彼女の瑛太への態度にはそれ以外の何かも含まれているように見える。最初は、自分の陽斗への想いを知っている相手だからこその態度かとも思っていたが……どうにも含みがあるように見える。

何とも不器用な四人の恋愛模様は見ていてニヤニヤしたりイライラしたりモヤモヤしたりと、こちらも複雑な気持ちにさせられるが、そんな中一人フリーダムかつ察しの良い恵那の動きは見ていて飽きず、一服の清涼剤のようになっている。
実際にああいった女子が周囲にいたらウザく思うだろうが、傍から見ている分には実に良い目の保養だw

今回の「地元民からの解説」

今回は学校内のシーンが多かった。
モデルになっている深沢高校の内部は私も知っているので、「おお、見覚えがある」と一人懐かしむシーンが多かった。

第一話でもあった、学ラン姿の瑛太が物珍しげに見られるシーンだが……実は舞台のモデルとなっている深沢高校の制服は学ランである(笑)。
地元民にしか分からないギャップだが。

美緒が友人達と別れたのは小田急藤沢駅改札口。藤沢駅はJRも乗り入れているが、そちらの改札は地上ではなく二階部分にある。
美緒と葉月が話していたのは、駅前の商業ビルOPAの二階にあるタリーズコーヒーだろう。

瑛太達が野球をやっていたグラウンドはちょっとどこなのか判別が付かなかった。
周囲に店らしきものが見えたので、この前登場した三菱電機のグラウンドではなさそうだが……。

草野球の打ち上げをしていたのは、老舗のラーメン屋・古久家 藤沢店だろう。
駅前の「名店ビル」の地下にある、いわゆる普通のラーメン・中華の店であり、私も学生時代は時折お世話になったものだ。長いこと行っていないが……まあ、わざわざ食べたい味でもない(不味くはない)ので、あえて行こうとは思わないが(ぉ

また、物凄く細かい部分だが、OP映像などでは美緒の利用バス停は「深沢小学校」であり、実際に彼女が降りた瞬間には同バス停の周囲が描かれたのだが、カメラが車内の瑛太に移り、再度バスの外に移動した際には、何故かお隣の「梶原口」バス停の周囲に絵が切り替わっていた。
本当に細かいところなのだが「え、なんで?」と思ってしまったw