たこわさ

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Fate/Apocrypha 第17話「トロイメライ」感想

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基本的に原作バレ無し。シリーズ知識の解説のみ書く方針。
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

黒のアサシンの襲撃を受けたフィオレ。ジークの奮闘もあって辛くも危機を脱したが、アサシンの脅威は去ったわけではなかった。
一計を案じたジャンヌは、自らが依代に憑依した特別なサーヴァントであるという特性を利用し、ただの人間の振りをしてジークと共に囮となり、アサシンをおびき寄せるという作戦を実行に移す。

ジークと共に街へと繰り出したジャンヌは、まるで年頃の少女のように振る舞うが、ジークは彼女に対してどうしても尋ねたい事があるようで――。

感想

相変わらず作画が低調。戦闘シーンに注力した結果なのだろうが、少々寂しい。

ジャンヌはもう完全に「落ちてる」状態に見受けられる。が、ジークがジャンヌの宿主であるレティシアの身を案じた際に、今までにないくらい感情豊かな表情を見せたところを見るに、ジークに対する感情は主にレティシアからにじみ出ているものなのでは? とも受け取れる。

ジャックの不気味可愛さが今回も目を引いたが、やはりそれよりもジャンヌと天草四郎、二人の殉教者の決定的な違いにも留意したい。
自分達を殺した者達を恨んだことなど無かったジャンヌと、恨みつらみに身を焦がしそれを乗り越えた天草四郎
二人は同じようでいて実際には正反対の存在であるように思える。

ジャンヌは神の愛の体現者でありそれを信じて疑わぬが、同時に自らの正義が対立するものからは「悪」とされる事をよく理解している。
だが、天草はどうだろうか? 彼の「正義」は本当にすべての人々の救いとなるものなのか……? アキレウスの言動からは、天草を理解しつつもその危うさをも認めているような雰囲気を感じるが。

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