たこわさ

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キノの旅 -the Beautiful World- 第3話「迷惑な国」感想

『人を殺すことができる国』


今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

とある事情があり、ハンモックに揺られてのんびりと休んでいたキノの前に、巨大な城壁ごと移動する国が姿を現す。
観光客として入国したキノは、高い技術のもとインフラの整った国内の様子や、笑顔あふれる人々の生活に頬を緩ませる。
だが、巨大な移動物そのものである国には、ゆく先々に深いキャタピラの跡を残していくという弊害もあった。

そんな中、国はとある他国の城壁へと差し掛かるが――。

感想

何ともイカレタ世界観と皮肉のきいたオチに思わず苦笑。

タイトルの「迷惑な国」は移動する方の国を指す言葉でありながらも、城壁の国をも指し、キノは個人的に不快な思いをさせられた事も手伝って前者の味方をしただけ……というある種の二段落ち。

子供達が描いたあの美しい光景も、実際には移動する国がその一部を踏み潰したのだろうな……と考えると更に皮肉が効いている。

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