たこわさ

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キノの旅 -the Beautiful World- 第2話「コロシアム」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

この度キノが辿り着いたのは、とある人物から「素晴らしい国」と伝え聞いていた国。
だが入国手続きを終えたキノは、驚くべき事実を告げられる。
七年前に現国王が前国王を暗殺して以来、この国はコロシアムで入国者同士を戦わせ、最後まで勝ち抜いたものにだけ市民権を与え、新たな法律を決めさせるという、退廃に満ちた国なってしまっていた。
それを聞いたキノは、意外にも好戦的な態度を見せるが――。

感想

オチは読めるし国民達は今まで何をしていたんだろう? 等と野暮なツッコミを入れてしまうような物語構成ではあるが、話運びや作画が確かなのに退屈せずに観られた。
アニメだろうと漫画だろうと小説だろうと、たとえ話の構造自体が単純かつズブズブ設定であっても、筆致やキャラクターに魅力が有れば十分面白いのだ、という事を再確認させられた思い。

キノの性別が明示されたが……これがもう少し引っ張ってからであったら、確実に性癖が歪み人間が出てくるのではないだろうか? 等と益体もない心配をしてしまった(笑)。

キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫)