たこわさ

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Just Because! #02「Question」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ホームランを打った途端「告白してくる!」と飛び出していってしまった陽斗。
呆気にとられながら、一人グラウンドから昇降口に向かった瑛太は、美緒に呼び止められる。四年振りの再会だったが、何故か瑛太は他人行儀。
自分の事を忘れているのでは? と瑛太を問い質そうとする美緒だったが、その時彼らのすぐ近くで、陽斗が吹奏楽部の葉月に「告白」をしようとしていた。
ようやく合点がいった瑛太だったが、同時に美緒の複雑そうな表情を見てしまい――。

感想

中学時代から陽斗に片思いしていたらしい美緒。(陽斗の言葉を信じれば)美緒に片思いしていたらしい瑛太。四年の時が経っても、二人はどこかその気持ちを引きずっているように見え……単純な三角関係等と言った話にはならなそうな雰囲気を、今から感じてやまない。

陽斗の想い人である葉月は、陽斗に悪い感情を持っていない――どころか、弟達が懐いた事で一定以上の親しみを覚えた可能性が高いが、彼女は自己評価が低そうなので、陽斗の気持ちに気付かない可能性もあり。

更にここに、写真部の恵那も絡んでくるとなれば……思ったより複雑な人間模様が描かれていくのかもしれない。

美緒から瑛太への気持ちもどこか含みがあるようなので、一筋縄ではいかない物語になりそうだ。

今回の「地元民からの解説」

OP映像が公開された。
あのやけに狭すぎる湘南モノレールのホームが何駅のものなのかはちょっと判別が付かなかった……というか、流石にあんなに細いホームは無かったと思われる(笑)。構図優先で、実際よりも狭めて描いてあるのだろう、と判断。

OPで美緒がバスを待っているバス停は、「深沢小学校前」バス停の模様。藤沢方面行き側なので、通学前の風景だろう。
同バス停は、瑛太が引っ越した斜面マンションにほど近い(道沿い500メートル位鎌倉寄り)ので、二人は比較的近所に住んでいる事になるだろうか? 陽斗も中学の同級生なので、恐らくは近所だろう。*1
鎌倉は高低差が激しい土地が多いので、近所であっても風景が全く変わる事もあり、その為彼らの住まいの趣が大きく異なるのは不自然な事ではない。

一同が待ち合わせしていたのは、小田急江ノ島駅
瑛太と陽斗が歩いてきたのは、湘南モノレールか路線バスに乗ってきたからだろう。湘南モノレール江ノ島駅は、小田急とは離れているので、結構歩く事になる。江ノ電江ノ島駅は、両者の中間地点辺りにある。
瑛太と陽斗が時間を潰していた橋は、映画「ピンポン」でも登場する有名なアレ*2
わざわざ小田急江ノ島駅で待ち合わせという事は、葉月と依子が藤沢市民という事なのだと思われる。

登場した水族館は「新江ノ島水族館」通称「えのすい」。
狭いながらも見どころの多い水族館なので、鎌倉・藤沢においでの際は、ぜひ。激混みだが。


最後に、瑛太が恵那に捕獲された場所は、梶原地域の某スーパーマーケットの前*3。ほぼそのまま。
本来、瑛太の住むマンションは彼が向かっていた方には存在しないので、これは現実の住所をぼかすための演出だと思われる。
劇中で彼が向かっていたのは梶原山方面で、あのまま道沿いに歩くと北鎌倉か大船方面に抜けてしまう(かなりの距離と高低差があるが)。実在のマンションはあそこから少し鎌倉駅寄りの常磐地域にある。

次回も気付いた範囲で、解説していきたい。

*1:バス停から推測するに、美緒の自宅は鎌倉山か笛田地域という設定と思われるが、外観は別の場所かもしれない。少なくともパッと見では分からなかった。また、美緒が帰り際に歩く道はそのバス停周辺には見えないので、この辺りは住宅地への聖地巡礼を防ぐ為の処置、なのかもしれないし、美緒は予備校に向かっているだけなのかもしれない。

*2:アイキャンフライ!

*3:私も年に数回程度買い物に行く事がある。