たこわさ

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サクラクエスト 第24話「悠久のオベリスク」感想

TVアニメ「サクラクエスト」CD-BOX『SAKURA QUEST


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

合併で間野山市が無くなるかもしれない――町おこしという枠を超えた大きすぎる流れに戸惑う由乃達だったが、気持ちを切り替えみずち祭成功の為に今まで以上に精力的に活動し始めた。
そんな中、北陸きときちテレビの雨宮が久しぶりに観光協会を訪れる。なんでも、久米がみずち祭を利用して自分の番組のアイドルを売り出そうと企んでいるのだという。

雨宮のアドバイスを受けて、由乃は久米に折衷案を出そうとするが、丑松会長がすごい剣幕で久米を追い払ってしまう。
いつも通りに見えて、決定的に違うその丑松の態度に、由乃達は「みずち祭は間野山の人々の為のものではなければいけない」と気付き――。

感想

雨宮への誤解も解けたようで、ほっと一息。
正直、彼が誤解されたまま物語が幕を閉じる展開も予想していたので、本当に安心した。

丑松の暴走は相変わらずだが、今はそれが由乃達にとっては大きな指針となった模様。海外のVIPを強引に連れてこようとするその姿勢はどうかと思うが、以前と違い多少は良い意味で「暴走」しているので、悪印象はそれほど受けない。

サンダルさんのご先祖の件を見るに、本作は一応由乃を主人公としながらも、実際の所は群像劇だったのだな、と今更ながら感じた。