たこわさ

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ボールルームへようこそ Heat.9「花と額縁」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

真子という「花」を囲う「額縁」となる――清春や仙石、そして真子本人の想いを受けて、そんな決意を胸に決勝へと挑む多々良。
額縁と呼ぶにはあまりにも自分の存在を消しすぎた多々良のリードは、真子という圧倒的な「花」のみを観客と審査員に見せつける結果となり――。

感想

滅私奉公……ではないが、自分の全存在が隠れてしまう程に真子を引き立たせる多々良の才能は、恐らく異常なのだろう。
真子という花を賀寿に見せつける事に成功したのだから、「勝負」としては多々良の勝ちではあるが、反面、見る目を持つもの以外に多々良の凄さは全く伝わっていない。恐らく、試合としては完全敗北に終わるのではないだろうか?

しかし、清春が言った通り、真子が雫に「勝つ」事はもう決定しているのではないか、とも思える。カップルとして雫と賀寿が多々良達に勝つ事は出来ても、真子に勝つ事は出来ない……。
全ては清春の目論見通りなようで、少々空恐ろしいものがある。

10% roll, 10% romance

10% roll, 10% romance