たこわさ

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プリンセス・プリンシパル 第3話「case2 Vice Voice」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アンジェとプリンセスは、二人だけの密約を交わす――一緒にいる為に、プリンセスを女王にするという約束を。
だが、そんな事とは知らぬベアトリスは、アンジェ達を「プリンセスと入れ替わろうとしているスパイ」と警戒を崩さず、全く信用してくれない。
そんな中、王国側が共和国側から奪った原版を取り返すというミッションが舞い込んでくる。正式に協力者となったプリンセスも当然、作戦に参加するのだが、アンジェ達を信用していないベアトリスは、自らも現場に赴きアンジェ達を監視することに――。

感想

公式サイトのあらすじでは「原盤」となっていたが、紙幣の場合は「原版」のはずなので、本ブログではそちらの表記を採用した。

さて、今回はベアトリスが仲間に加わるまでと、彼女の声帯模写の秘密が描かれたわけだが……予想以上にヘビーな生い立ちで、絵柄の可愛らしさと裏腹な残酷な世界観が際立った。
とは言え、作中の科学力を考えると、あの精度の人口声帯はオーバーテクノロジー気味にも感じ、本作の大味さをも同時に表しているように感じた(笑)。

大味と言えば、兵士たちがアンジェを迎撃しようとするシーンで、飛行要塞ごと大口径の機関銃で撃っていたのには思わず飲んでいたお茶を吹いてしまった。
これはまた、随分と丈夫な装甲をお持ちで……という感じだ(苦笑)。
この辺りの大味さは、愛嬌として許容しておいた方が、作品を楽しめるのかもしれないが。