たこわさ

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Re:CREATORS #14「僕らが旅に出る理由」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アルタイルに対抗するため、国家主導でのクロスオーバープロジェクト「エリミネーション・チャンバー・フェス」が始動した。
時間が限られる中、責任者である菊地原は人員や予算に糸目をつけず、着々と準備を進めていく。だが、その一方、いくら人や金を集めようともどうにもならない問題があった。
違う作品同士をクロスオーバーさせるということは、異なる作風や作者のポリシーがぶつかりあうということでもある。安易な妥協では視聴者達の共感を得ることも出来ず、作戦は失敗してしまう。クリエイターたちの「本気」がぶつかり合う中、颯太はある決意を固めつつあった――。

感想

クリエイター達にスポットが当てられたエピソード。実際にああいったプロジェクトが発足して缶詰状態になったら、もっと激しい議論や軋轢が生じていることだろうが、延々とそんなシーンを流されても視聴者は胃が痛くなるだけだろうから、今回ぐらいの描写でちょうどよいのではないか、と感じた。
八頭司のツンデレ振りがあまりにも予想通りなので思わず爆笑してしまったが(笑)

颯太のアイディアは松原と駿河の反応を見る限り、結構過激なものな様子。「ただの思い付き」ではなく、事態の中心にいた颯太だからこそ考えついた「真剣」なのだと思われるが……まさかシマザキセツナを被造物として顕現させる、とかいう外道な展開ではあるまいな? と身構えてしまった。

何にしろ、まりね程の実力者・人気者であっても、上を見ればきりがなく、嫉妬混じりの感情や悔しさをにじませ涙することがある、という事実を颯太が正しく受け取ってくれたであろう点だけは、疑う余地はないのだろう――と思いたい。

被造物達は今回はちょっとお休みモード。新キャラクターも登場し、2クール目も混沌とした楽しさを演じてくれそうだ。しかし、メテオラさんは本当に弥勒寺の事が嫌いなのだなぁ(苦笑)。

ちょっと気になったのは、モブの女子高生達が弥勒寺にキャーキャー言っていたこと。コスプレイヤーに対する反応と考えると少々違和感が残り、もしや彼の「実在」が既に一般人にも認識されてしまっているのでは……? と不安を覚えた。被造物達が闊歩するのが当たり前の認識である世界が出来上がりつつあるのだとしたら、アルタイルの目論見どおりなのでは……?