たこわさ

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将国のアルタイル 01「犬鷲の将軍」感想

将国のアルタイル Vol.1 [Blu-ray]

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)

あらすじ

トルキエ将国史上、最年少で将軍(パシャ)となった青年マフムート。彼が将軍となってほどなく、隣国・バルトライン帝国の大臣が、国境付近で暗殺されるという事件が発生、戦への気運が高まってしまう。戦争を嫌うマフムートは、なんとか開戦を阻止しようと独自に事件を調べ始めるが――。

感想

中世トルコ(オスマン帝国)風の世界観という事で、本邦ではそこそこ珍しいタイプの作品であるように思える。
世界地図は東地中海及び黒海沿岸をモデルにしているように見えるので、バトルライン帝国は東ローマ帝国ビザンツ帝国)がモデルか?

天才主人公が無双する話……ではなく、未熟なりに足を使って情報を集め、知恵を絞って陰謀に立ち向かう類の作品なようで、その点では好みかもしれない。剣技もいける口らしいのに、あえて大鷲を操って戦う独自のスタイルも興味深い。
「アルタイル」というのは「飛ぶ鷲」のような意味だったかと思うので、タイトルはマフムートの戦闘にスタイルにあやかったものか。
大鷲のイスカンダルも頼りになる相棒なようだ。しかし、イスカンダルというのはアレクサンドロス大王アラビア語名な訳だが、この世界にもアレクサンドロス大王が存在するのだろうか? 「イスカンダル」という名前自体が誤解から生まれたもののはずなので、何か特別な意味はなかったかと思うが*1

作画は安定しているので十分に今後に期待できそう。OP曲が少々残念だが……。

*1:私は全然専門ではないので聞き流して欲しいツッコミなのだが、あえて解説しておくと「イスカンダル」は元々のアレクサンドロスアラビア語ペルシャ語)名「Aliskandar」の、頭の「Al」が定冠詞と混同されて省かれてしまった故に誕生した名前のはずなので、元々はアラビア・ペルシャ語には存在しなかった名前だと思われる。つまりアレクサンドロス大王が存在しない世界で「イスカンダル」という名前が存在するのは、別の理由が必要であるはず――しつこいようだが、与太話同然なので聞き流して欲しいw