たこわさ

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月がきれい 12「それから」感想

「月がきれい」Blu-ray Disc BOX(初回生産限定版)


今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)

あらすじ

茜と同じ高校に通うために、身の丈に合わない受験に臨んだ小太郎。だが、その結果は無残にも「不合格」だった。将来に不安は残るが、それでもお互いの気持は変わらない、と二人は愛情を確かめ合う。
小太郎は併願していた市立高校に無事合格。千夏も同じ高校に合格していた。その流れで一緒に帰る二人だったが、意を決した千夏は小太郎に告白。小太郎は戸惑いながらも、毅然とした態度でそれを断った。
その話はそこで終わるはずだったが、千夏経由でその事を知った茜は、「何故話してくれなかったのか」と小太郎を責めてしまう。彼女の中にあった漠然とした不安が、爆発してしまったらしく――。

感想

結果だけ見ればバカップルがひたすらイチャイチャする内容だったが、きちんと紆余曲折を描いてくれたおかげで、毎回手に汗握りながら観る事が出来た。

千夏は最後までトラブルメーカーだったが、実は彼女は、小太郎と茜がスレ違いそうになる度に、二人を結びつけようとしてくれていた人物でもある。……とは言え、引越し前のアレコレは少々マッチポンプ感があったが(笑)。
善意しかない人間がもたらすものが良い結果だけとは限らない、という典型例として千夏は中々のトリックスターだったようにも思える。比良は普通の「良いやつ」過ぎた……。

ED映像のLINEは、やはり小太郎と茜のものだった。途中、ミスリードなのか二人とは思えないようなやり取りがあったが……なるほど、ああやって成長を重ねて見てみると、何ともしっくり来る内容だった。

お茶を濁さずに、二人の「それから」をきちんと描いてくれた終わり方に、制作陣の真摯さを感じずにはいられない、そんな作品だった。

イマココ/月がきれい (アニメ盤)

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