たこわさ

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サクラクエスト 第13話「マリオネットの饗宴」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

建国祭当日、プトレマイオス目当てとは言え多くの人々が間野山を訪れてくれた。
商店会の出店もそこそこの繁盛を見せ、建国祭は順調に行くかと思われたが、ライブの設営が遅れてしまい、ライブ開始時刻と建国祭の目玉であるクイズ大会の開催時刻が被ってしまうことに――。

感想

もっと大きなトラブルが起きるのかと思いきや、現実的な範疇で収まり逆に安心してしまった。ここで無闇矢鱈に大きな災害やら何やらが起こったら、それは流石にリアリティに欠け過ぎているので、恐らくゲンナリとした気分になったことだろう。

客寄せパンダが居なくなれば客も居なくなる事は自明の理であったし、そもそも大きな観光資源も宿泊施設もない間野山で、ああいったイベントをきっかけにリピーターを増やすというのは、中々難しいものがある。恒常的な目玉があって、それを知ってもらうのとセットで今回のライブがあったのならばまた話は別なのだろうが。

よくあるパターンとしては、今回のプトレマイオスのように毎年ビッグなアーティストがライブを行うフェスを開催し、その日(もしくは数日間)に一年の収益の全てを賄う……等があるかと思うが、最終的にはそちらに行き着くのか、もっと地道な町おこしをするのか……。

熱血ディレクターも悔しさをにじませていたようだから、彼も絡んで何らかの反撃が始まることを期待したい。それこそ、一朝一夕の短期決戦策ではなく、今後10年20年続いていくような施策を。


それにしても、今回も丑松会長の老害ぶりが酷かった。招待アーティストの名前すら覚えられないとなると、本格的にただの邪魔でしかない。由乃達に必要なのは、まずは彼を引退させもっと有能な人物を会長に据えることなのではないだろうか?(苦笑)