たこわさ

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終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #10「いまこの時の輝きを」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ含む)

あらすじ

遺跡調査部隊の救援の為に、地上へとやってきたヴィレム達。早速、初対面となる妖精兵、ラーントルクとノフトと挨拶を交わすヴィレムだったが、「地上を滅ぼした人間族」を嫌悪するラーントルクはヴィレムに対してつれない態度を見せる。
苦笑しつつも、人間はそれだけの事をやったのだからと受け入れるヴィレムは、二人が魔力中毒になりかけている事を見抜き、早速マッサージを始めるのだが――。

感想

シリアスな流れが続いた所で、いきなりエロ展開が始まってしまうと非常に萎える。が、今回のエピソードをギャグなしで観てしまったら「暗いだけのアニメ」になってしまっただろうから、ある意味ちょうどよいのかもしれない。

赤毛の少女はてっきりクトリと入れ替わろうとしているのかと思ったが、どちらかというとクトリの「前世」はリーリァなのだろうか? リーリァの語る好きな相手というのは、回想を見た限りヴィレムであるようにも思えるが……彼女のヴィレムへの想いが、逆にクトリの人格を永らえさせている……と考えるのは少々強引か。

しかし、赤毛の少女は一体何者なのだろうか? リーリァが敵視しているということは、「獣」の根幹をなす存在であるように思えるが、それが何故、クトリの夢の中に出てくるのか? 実はクトリは特別な存在、という事なのか?

「獣」の元となったのが人間だった、という設定は、この手のSFファンタジーでは最早テンプレとも言える設定なので、今更驚きはないが……遺跡に住み着いている「獣」の元となったのが何なのか、という事を考えると暗澹たる気持ちにもなる。