たこわさ

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サクラクエスト 第11話「忘却のレクイエム」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

お見合いツアーが続く中、凛々子は前日のにわか雨にうたれたせいか、熱を出して休んでしまっていた。凛々子の祖母もいつにもまして期限が悪く、由乃が訪ねていっても取り付く島もない。
その原因は、凛々子の両親の離婚原因にあった。元々、凛々子の母親は間野山の外から嫁いできた女性だったが、土地柄に馴染めず離婚。運悪く父親の転勤なども重なった結果、凛々子は祖母の元に置いていかれる形になってしまっていた。その為、凛々子の祖母は「外から嫁を招く」事自体に不快感を持っていたのだった――。

感想

相変わらず、何かが決定的に改善できたわけではないのだが、それでも一歩前進といったところだろうか。
少なくとも、凛々子と由乃の友情は深まったし、凛々子も少しだけ自分に自信を持てるようになったように見える。
サンダルさんがああいったポジションだった、というのは少々予想外だった。「よそ者」に対してのカウンターになるのではないか、とは思っていたが、まさか彼自身のルーツが間野山にあり、また彼の曽祖父母のエピソードが、間野山がかつて持っていた「開かれた気風」を蘇らせるきっかけになるとは……。

凛々子に突然歌わせた件については少々ポカーンとしてしまったが(せめてサンダルさん曾祖父母の話をちょっとだけ振ってほしかった)、由乃は結局いつもこんな感じの力押しに頼っている節が有るので、最早おなじみの展開とも言える。

しかし、今回のエピソードを見ていて、金田一が何故独身なのかよく分かってしまった(笑)。不器用そうな相手に優しく出来るか否かで、人間の価値は決まる……。