あらすじ
地上で遺跡の調査をしていた部隊が襲撃に遭い、救援を必要としていた。上官から、妖精兵を一人派遣するように命じられたヴィレムは、今度はただ帰りを待つのではなく自分も戦場に赴こうと決めていた。だが、レプラカーンではなくなったクトリまでもが一緒に行きたいと言い出し――。
感想
人格を侵食されているからか、段々と記憶を失いつつあるクトリの姿が悲しい。記憶の失われ方には法則性があるのか、それともランダムなのかでまた事態が変わってきそうだが、待ち受ける末路は恐らく変わらない。
いよいよ救いが無くなってきたようにも思えるが……どうなることやら。
可愛らしい子供達も、いずれはクトリと同じか似たような末路を辿ることになる訳で、癒やし成分にはならず。本作を観終わった時にどんな感情が残るのか、それと考えると、視聴に対する前向きさも失ってしまいそうになる。
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?<終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?> (角川スニーカー文庫)
- 作者: 枯野瑛
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
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