たこわさ

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Re:CREATORS #07「世界の小さな終末」

Re:CREATORS 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

強硬な姿勢を崩さぬアリステリアを相手に苦戦するセレジアとメテオラ。ブリッツ・トーカーの参戦もあり、セレジア達は一気に窮地へと陥ってしまう。だが、そんな彼女達を救ったのは意外にもまみかだった。
戦いを止めたい一心でのまみかの行動だったが、ブリッツ・トーカーらには容赦はない。しかもそこへ優夜が乱入し、戦いは泥沼の様相を呈してしまう。現場を封鎖しながら戦いの行方を見守っていた菊地原は、苦渋の決断で瑠偉に救援を要請し――。

感想

一般市民に続いて、遂に「創作者」までもが犠牲に……。あまりにもあっさりと「創造主」に手をかけた築城院だが、それは彼女が「そう設定された」キャラクターだからなのか、それとも現世に顕現した影響なのか。

ここに来てまみかが存在感を出し、颯太の心の壁をも突破しようとしているが……人死が出始めた所を見るに、物語の流れもハードな方へと向かいつつあるようなので、死亡フラグでないことを願うばかり。
もしくは、現世からの影響を受けすぎて「マジカルスレイヤー」ではなくなってしまう、だとか……。

ようやく「軍服の姫君」の正体が語られだしたが、どうやら事前に示唆されていた通り、彼女の想像主たる少女は既にこの世に無い様子。しかも、「トレス疑惑」やら「パクリ疑惑」やらでまとめwikiまで作られるほどの「炎上」の結果の自殺とも思われ……。颯太が彼女を冷たく突き放した事も示唆されているので、その死因には彼自身も深く関わっていると思われる。
ここで颯太にあまりにも身勝手な過去があったりすると、狂言回しとしての魅力も台無しになってしまうだろうから、あまりハードなものではない――力や勇気が不足していて一歩踏み出せなかった程度にしてもらいたいところだが……。

今回はメテオラの出番が少なく、ちょっと寂しさも感じた。