たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

サクラクエスト 第7話「煉獄の館」感想

「Morning Glory」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』オープニングテーマ)
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

映画撮影はトラブル続き。その日も、台詞のある役者が急な怪我で来れなくなってしまい、代役が必要になってしまう。由乃は、「真希が役者に戻るいい機会なのでは?」と考え、真希に黙って代役を引き受けてしまうが、その事で彼女の怒りを買ってしまう。
真希が代役を引き受けてくれなかったことで、仕方なく凛々子がそれを務めることに。だが、ただでさえ人前に出るのが苦手な彼女がまともに台詞を言えるはずもなく、リテイクを連発してしまう。その姿を見た真希は――。

感想

今回も実に面白かったが……あの映画は全く面白そうではない(苦笑)。
真希がただ単に役者として復帰するという展開ではなく、他人のサポートをしていく上で改めて自分自身を見つめ直すというバランス感覚が良かった。一つのアイディア・きっかけで全てが上手くいく事など無く、きっかけはきっかけでしかない。そこからどのように進むのかが問題となるわけで、今回も真希は何らかの確かな答えを得たわけではない。けれども、確かな感触は得たのではないだろうか?
しおりの件については……思いの外直球な「思い出」ネタであり意外性は無かったが、しおりが間野山に心を囚われているのだな、という事を予感させる内容だったのかも知れず、実は今後の展開の伏線にもなっているのかもしれない。
考えすぎかもしれないが(笑)。