あらすじ
遂に文化祭当日。だが、ひな子は他のキャストの台詞も覚えていないような状態。不安がるゆあ達だったが、顧問の黒柳は何故か自信ありげで――。
感想
キャラの可愛さを愛でる為のアニメと割り切ってしまえばよいのだろうが、通し稽古をした形跡もなく、リハーサルさえもやっていない様子のひな子達に、終始、違和感を覚えてしまった。
黒柳の言った「演技の仕方は個人個人で違う」というのはある種の真理だが、その個人個人の演技の質の違いを埋めるために演出(監督)がいて日々の練習や通し稽古が必要なのであって、「ぶっつけ本番で上手くいく」のは、ただのファンタジーでしか無い。
日常コメディとは言え、ある程度真面目に演劇シーンを描くのであれば、最低限地に足の着いた描写にしてもらいたいものだが……。
- 作者: 三月
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2015/08/27
- メディア: コミック
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