たこわさ

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サクラクエスト 第6話「田園のマスカレード」感想

「Morning Glory」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』オープニングテーマ)
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

間野山を舞台にした映画撮影が決まり、盛り上がる観光協会の面々。だが待っていたのは、助監督と一緒に雑用やら各種との調整やらエキストラの準備やらに駆けずり回る、実質的な雑用係の毎日だった。
しかも、芸能界に一番詳しいはずの真希は、何かと理由をつけて手伝いどころか顔すら出さない始末。そして何やら、しおりも周囲に隠し事をしている様子で――。

感想

萌が真希の後輩と判明した瞬間に、「実は腹黒」疑惑をむけた者は手を上げよ。 ノ
――という事で、真希は何かトラブルがあって役者が嫌になったのかと思いきや、後輩の追い上げ等様々なタイミングが重なって「我に返って」しまっただけだった。
役者もそうだが、大変さの割に報われない仕事を続けるには、やる気や夢、そして勢い(惰性)が必要だろう。言ってみれば、「常に夢の中にいる」くらいに没頭していないと、ふと現実的な思考が浮かんできてしまい、一度疑問を持てばそこから雪崩をうって「現実」が襲い掛かってくる。
もちろん、そういう所を乗り越えてナンボ、ではあるのだが……。

しかし、由乃が真希に黙って代役を引き受けてきた件は、もっと由乃が怒られてもよいと思うのだが。正直、早苗の怒りはただの意趣返しにしか思えない……。それまで自分の全てだったものを自ら捨ててきた真希の思いが、もう少し汲み取られてもよいのでは。