あらすじ
タクマの家に起きる怪異は、タクマの元式達の仕業ではないか? そう考えた夏目と名取は調べを進める。一見すると、三体いた式の内、一体はタクマ達を守ろうとし、他の二体が害しようとしているように見えるが、タクマの事を慕っていた式達が、タクマを執拗に狙うだろうか? と夏目は疑問に思う――。
感想
善意や思いやりが必ずしも良い結果を生むとは限らない。月子の父を案じる思いが別の方向に動いていれば、式達は今もタクマを見守り続けていたかもしれない、と考えると何ともやるせない。
そして、今まではあえて触れていなかった友人帳について、本格的に知ろうと考え始めた名取。石田彰ボイスであんなセリフを言われては、なんだか名取が俗に言う闇落ちしたようにも見えてしまうが、恐らくはあれも名取の夏目への「思いやり」の表れなのではないか、とも思える。
- アーティスト: 佐香智久
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