たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

Re:CREATORS #05「どこよりも冷たいこの水の底」

Re:CREATORS 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

新たに創作世界から現れたのは、ロボットアニメ「無限神機モノマギア」の主人公・鹿屋瑠偉だった。シリーズ構成担当の脚本家・中乃鐘昌明の自宅に現れた彼は、なんとその愛機の巨大ロボット共に出現してしまう。
連絡を受けた松原は、颯太達を伴い中乃鐘の自宅を訪れ瑠偉に事のあらましを伝えるが、「逆ギレキャラ」として設定された瑠偉は、肝心な所で話を聞かなくなってしまい、へそを曲げてしまう。
困り果てた一同だったが、その時、メテオラ達が異常を察知し、直後に武装した謎の部隊の襲撃を受ける。咄嗟に応戦する瑠偉達だったが、メテオラが双方に停戦を要求し、聞き入れられる。

襲撃してきたのは、政府の命を受けた自衛隊だった。政府も既に、創作世界の住人達の出現を察知しており、対策組織を結成していたのだ――。

感想

当然、あれだけ派手に動き回っていたら、政府が動くのは当たり前なわけで、今までその姿が見えなかったのも、事の経緯を冷静に見守っていたから、と一応の納得がいく展開。時折、ご都合主義で政府やら治安組織やらが全く顔を出さない作品もあるが、本作はむしろ積極的に関わらせる方向に舵を切った模様。

瑠偉が、作者も持て余す程の「逆ギレキャラ」になってしまっている、という件には苦笑いを隠せない。個人レベルでも、ある程度の創作をした人間ならば、キャラクターが思い通りに動いてくれない――勝手に動いてしまったという経験は少なからずあるのではないだろうか?

いよいよ軍服の姫君の正体にも近付き始め、物語は本番、といったところ。右肩上がりに面白くなってきた。

しかし、今回もメテオラさんが非常に可愛かった。まさか「てへっ」を観られるとは思っても見なかったが……本作は颯太が狂言回し、メテオラが主人公、セレジアがヒロイン、松原が裏主人公、という様相を呈してきたように感じる。

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