あらすじ
教授の悪巧みにより犯罪者に仕立て上げられてしまったマヤは、やむを得ずそのままエスカベイト社で厄介になることに。しかし、分かっていた事だがエスカベイトの社員は変人揃いで、何故かIマシーンのまま活動し続ける等、謎が多かった。そんな中、今までにない規模のオリハルト採掘ミッションが舞い込んできて――。
感想
前回も書いたが、エスカベイト社の面々は、教授の悪巧みも知った上で、それを利用してマヤを確保したのではないか、と勘繰ってしまう。この点はマヤ自身も疑っていたようだが、後半での彼女の反応を見るに、チョロくも既に心を許しつつあるようにも見えてしまう(苦笑)。
IDOに戻るべき肉体がない点については、前回既に様々な伏線が張られていたので、驚きはない。というか、ED映像を見る限り他のメンバーも殆どが同じ状態なのではないだろうか……?
また、例えばIマシーンだけが宇宙空間で行方不明になり、肉体にはバックアップの記憶が戻されたとして、Iマシーンの中の人格は一体どうなっているのか等、不穏な謎も残されている。システム的には、「人格」というものはユニークな存在であり、肉体に記憶が戻された時点でIマシーン上の人格も消滅するのではないかとも思われるが……もしかすると、IDO(達)の本体はまだ生きているのではないか、とも思えてしまい、ゾッとしてしまう。
そしてそういう事を考えていたら、なんだか最後に登場した謎の少女の事はどうでもよく思えてしまった(苦笑)。