たこわさ

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正解するカド 第二話「ノヴォ」感想

第1話 ヤハクィザシュニナ
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

巨大立方体から真道と共に姿を現した謎の人物・ヤハクィザシュニナ。彼は、耳元に直接囁くかのように響く不思議な声で、人類に対話を呼びかける。
実は、この対話の呼びかけに至るまでに、ヤハクィザシュニナと真道との知られざる「交渉」があった。全ては旅客機が巨大立方体「カド」に飲み込まれた時から始まっていた――。

感想

第一話の裏を描く第二話、ともすれば「説明回」になりがちな所を、真道という深く静かに動き回る辣腕のネゴシエイターが中心となる事で、退屈せずに観る事が出来た。映像面での工夫もそうだが、キャラクターがきびきびと動いてくれることで、こういった「対話劇」にありがちな退屈さを排除している点は、実に見事。
ヤハクィザシュニナと最初に出会ったのが真道ではなかったら、人類は「カド」ともっと過激な「対話」をしていたかもしれない。ヤハクィザシュニナに言語コミュニケーションを悟らせるきっかけとなった花森のナイスアシストも見逃せない。

人類側の交渉役として選ばれた徭は、公式サイトによればまだ24歳という事で、国の役人としては異様に若い部類に入るように見受けられる。真道も30歳という事で、全体的に年齢設定が若すぎやしないか、等と野暮な事も思ってしまうが……特に作品へのマイナス印象を与えるものでもない、か。

しかし、29日間も旅客機に閉じ込められる乗客……というと、どうしても「エコノミークラス症候群は大丈夫だろうか?」などという益体もない心配をしてしまう。「カド」の中に快適空間を創り出す展開が待っていたら中々に面白い。