たこわさ

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恋愛暴君 第2話「くんすかくんすか × 青司くんを傷つけてもいいのは・・・・私だけなの」感想

恋愛暴君(2) (メテオCOMICS)
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

グリの思い付き、茜だけでなく、グリ、柚を加えたハーレム状態にされてしまった青司。だが、キスノートの効力こそあれ、柚本人は青司に対して良い印象は持っておらず、今まで通り茜へのストーカー行為に励んでいた。そんな柚の存在を面白く感じたグリは、彼女を巻き込んで学校で「恋愛相談診療所」なるものを始める。
もちろん、その実態は「キスノート」で半ば強引にカップルを成立させるという無茶苦茶なものであり、青司は二人からキスノートを没収する。とは言え、キューピッドであるグリと一蓮托生な青司達は、定期的にカップルを成立させないと死んでしまう。青司と茜は仕方なしに恋愛で困っている生徒を見つけ相談に乗るという体で、カップル成立を目指す。
そんな時、ふとしたきっかけから茜の友人・茉莉と教師の楠の間に流れるロマンスの気配を察してしまい――。

感想

第一話に続いて、頭のネジが全て吹っ飛んでいるかのような原作のノリを再現していて、(ある意味)大満足。原作未読の方は、「こういう作品」なので、割り切って観られないのなら途中退場をお奨めしておく(苦笑)。
ヒロインが一般人相手に、実銃持った強盗に立ち向かえと強要するような素敵な作品――それが「恋愛暴君」だと言っても過言ではない。
という事で、そういった「細かいことはいいんだよ!」ノリを楽しめる方ならば、逆に本作を十分に面白いと感じられると思われる。

……しかし、細かいことを気にしないで楽しんでいても、「拳銃突きつけられて動じるどころか普通に強気」な委員長も、やはり普通の人間ではないのでは……? 等と思ってしまったのは秘密だ。