たこわさ

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進撃の巨人 Season 2 第27話「ただいま」感想

進撃の軌跡(CD+Blu-ray)
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

巨人出現を知らせる為に各地に散った調査兵団。サシャは単身、故郷のある北の森へと赴いていた。だが、その途中で巨人の足跡を発見。募る不安を胸に先を急ぐサシャだったが、通りかかった故郷とは別の新しい村で、巨人に襲われる親子を発見してしまう。立体機動装置も武器も無い中、サシャのとった行動は――。

感想

エレンの同期の中で、ある意味一番の変人だったサシャだが、ここに来て良い意味で存在感を出してきたように見受けられる。
頭がおかしいレベルの食い意地の悪さも多少マシになり、縁もゆかりもない他人のために命を張り、かといって勝算のない特攻はせず冷静に行動できる……思いの外、彼女は有能だったようだ。あるいは、戦いを経てそれだけ成長した、という事か。
原作を読んだ時も、この辺りからサシャというキャラクターに愛着が湧き始めた記憶がある。

しかし、無防備な所に鋭そうな斧で攻撃してもびくともしないという描写に、忘れかけていた巨人の脅威を思い出させられた。たとえ小型の巨人であっても、倒すどころか逃げ延びることさえ一大事。サシャ以外だったら、あの場面を切り抜けることは出来なかったのかもしれない。

そして舞台はコニーの故郷へ。原作の時点でヒントがあからさま過ぎると感じた部分だが、アニメになると色がついているために、余計に分かりやすくなっていた印象(苦笑)。