たこわさ

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鬼平 第八話「大川の隠居」感想

アニメ「鬼平」原作 鬼平犯科帳セレクション【文春e-Books】
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

平蔵の父の形見である銀煙管が盗まれた。平蔵が体調を崩した折に、役宅へと忍び込んだ豪胆な賊がいたらしい。驚き半分、感心半分の平蔵だったが、偶然に出会った船頭がその煙管を持っているのを見かけ愕然とする。平蔵は、船頭の身元を洗うため粂八に探らせるが、なんとその船頭は粂八の昔なじみの元盗人であり――。

感想

今回も実に良い出来だった――のだが、江戸の花火はあんなに色彩豊かではなく、橙一色のはずなので、私的には雰囲気ぶち壊しに感じてしまった。その為、「今回の満足度」は1マイナスとさせていただいた。
恐らくは、脚本に描かれていない部分を背景美術だか特殊効果担当だとかが脚色してしまったのだとは思うが、ディテールに拘った作品なだけに、時代考証はもう少しきちんとやっていただきたいな、と思う次第。

追記

吉右衛門版のエンディングをチェックしたところ、こちらも色とりどりの花火だった(笑)。

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