たこわさ

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青の祓魔師 京都不浄王編 第8話「父子相伝」

今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

不浄王の瘴気は京都の街中に広がりつつあった。もしこのまま不浄王が完全に復活してしまえば、大惨事は免れない。仲間達に助けられた燐は、不浄王を倒すべく金剛深山へと向かうが、その途上で傷つき倒れた達磨を発見する。伽樓羅の能力で一命をとりとめていた達磨だが、もはや戦う力は残されていない。今こそ自分に真実を語るよう父に迫る勝呂。達磨は、その姿に覚悟を決め、息子に伽樓羅の力を受け継がせることを決める――。

感想

毎度のことながら展開が遅い。今回はAパートが勝呂親子の和解中心だったので、そのゆっくりさが味わいとして働く場面もあったように感じたが、やはり全体のスローモーさは否めない。
特に、不浄王復活の緊迫した状態が持ち味のこの後半戦で、このゆっくりさはどうにも受け入れがたい。原作のテンポの良さを知っているからそう感じるのかもしれないが……。

藤堂に自分の内面をえぐられる雪男の姿は見ていて辛い。彼ももう少し、自分の歪さを受け入れられればいいのだろうが、そこは大人びていてもやはり15,6歳の少年、といったところか。