あらすじ
愛姫が自ら電話してくるようになるなど、政宗の復讐計画は着々と進行しつつあった。だが、ふと気付くと自室に隠してあった、幼い頃の政宗と愛姫を撮った写真が無い。あの写真を愛姫に見せられれば、全てがバレてしまうと焦る政宗だったが、状況から考えると寧子しか犯人はいない。彼女の真意を確かめるべく、政宗は彼女のマンションへと向かうが――。
感想
同じ「嘘つき」である政宗だからこそ、気付いてしまった寧子の「嘘」。しかし、嘘をついていることは見抜けても、その理由までは見抜けない。寧子の様子からは、「失恋」という気持ちがあながち嘘でないことがうかがえるが……。
今回は、寧子まわりの作画を頑張っていた印象。再びの水着回だというのに(そして一部視聴者待望の師匠の水着姿だというのに)、愛姫と吉乃は殆ど動かないという徹底ぶり。作画まで崩さなかったところはスタッフの良心か(笑)。
しかし、真意はともあれ、政宗への好意自体は本物であり、虚飾ではない政宗本来の性格に気付いているという点を鑑みれば、政宗は愛姫への復讐心など捨てて寧子とくっついた方が幸せになれるのではないか……等と思ってしまった。が、政宗の復讐心はイコール愛姫への歪んだ恋心(の残滓)であるので、寧子の想いが報われないのは仕方のないことなのだろう。*1
- 作者: Tiv,竹岡葉月
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*1:なお、私個人としては吉乃とのカップリングが一番好きだったりする。