たこわさ

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政宗くんのリベンジ 第7話「綱手島事件」感想

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今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

夏休み、愛姫への復讐計画を一気に押し進めようと決意した政宗は、言葉巧みに愛姫を焚き付け、友人達共々彼女の別荘への旅行に付いていく約束を取り付ける。しめしめとほくそ笑む政宗だったが、協力者である吉乃はそれすらも生ぬるいと断じ、旅行中に愛姫との仲を深めなければ今までの経緯を全てバラすと脅してくる――。

感想

実年齢が気になるお年頃であるという由井崎さんは、一部視聴者のハートをがっちり掴んだのではないだろうか(笑)。政宗の評判を落とす予定がむしろ自分が陥落されたのだから、なんとも締まらない(だがそこがいい)。
政宗政宗で、由井崎に悪意があったとは欠片も思っていない所が、彼が本来持つ育ちと性格の良さを窺わせる。素の彼は格好つけの彼よりも魅力的だと思うのだが……根本にあるのが劣等感なので、政宗が自身の本当の魅力に気付く日は遠そうだ。

Aパート途中まで作画が不安だったが、水着パートは安定しており、後半の肝試しパートはスピード感に溢れる演出で満足の出来だった。作画の乱れはリソースを重要視するシーンに回した結果なのだと思うことにする。

しかし、物語の構造上仕方のないことだが、やはりどうしても愛姫よりも吉乃の活躍が目立ってしまう。彼女の水着がなかったのは、作者による愛姫への配慮か(笑)*1

政宗くんのリベンジ: 4 (REXコミックス)

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*1:とは言え、Aパートにやけに胸を強調した服装や、帰り際のセーラー服など視聴者サービスを忘れていない部分もあり。言動とは裏腹に政宗に色々アピールしているようにも思えてしまうが、実際の所は「視聴者へのサービス」なのだと思う。