たこわさ

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鬼平 第四話「血闘」感想

アニメ「鬼平」原作 鬼平犯科帳セレクション【文春e-Books】
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

ある夜、平蔵のもとに昔なじみのおまさが尋ねてきた。おまさは、まだ無頼だった頃の平蔵が入り浸っていた「盗人酒屋」の主人の娘であった。長じて、自らも盗賊の一味となったおまさだったが、最近になって仲間達が残虐な急ぎばたらきをするようになり、罪の意識を感じ、せめて昔なじみの平蔵の手でお縄になりたいと出頭してきたのだという。そんなおまさに対し、平蔵は意外な提案を持ちかけ――。

感想

おまさ登場。流石にドラマ版も原作も、事細かに覚えているわけではないが、おまさも準レギュラー位のキャラクターだったはず。原作とドラマで少々設定が異なっていた気がするが、アニメではより、「鬼平を慕う」という辺りが強調された印象。シングルマザー設定も消えているのかもしれない。
平蔵の奥方の理解ありすぎる態度には思わず拍手を送りたくなったが、当の平蔵が実年齢よりも若々しく見えるので、何だか「妾を許容する本妻」のようにも見えてしまいちょっと背筋が冷たくなったのも事実(苦笑)。もちろん、おまさも平蔵もそういうつもりはサラサラ無いのだろうが。

主にドラマ版だったと思うが、今回のように鬼平が孤立無援の中でもしぶとく生き残る展開というのは、実はそこそこ王道なシチュエーションだったはず。今回は、奇襲を駆使して一対多の不利を覆しつつも、次第に追い詰められていく様がそこそこのリアリティを醸し出しており、娯楽系時代劇とは一線を画する「鬼平」シリーズの持ち味をよく表せていたように感じる。

大胆なパースを多用したアクションシーンも、相変わらずの作画・演出力であり、満足感が高かった。

鬼平犯科帳 第1シリーズ DVD-BOX

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