たこわさ

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テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス #13「穢れなき世界」感想

今回の満足度:4点(5点満点中)
※原作ゲーム未プレイ
(以下ネタバレ)

あらすじ

ロゼ達「セキレイの羽」と共に国境の街ラストンベルへとやって来たスレイ。商業盛んな街の様子に圧倒されるスレイだったが、そこへ導師の噂を聞きつけたローランスの軍人・セルゲイがやって来て、スレイを連行すると言い出し――。

感想

再開第一話としては順調ながらも、やや冗長に感じてしまった。OP曲もスローナンバーになり、第一期の時の勢い重視とはやや趣を異にするのではな、という不安も。
作画は相変わらず安定。画風を崩すことなくコミカルなシーンも演出するなど、相変わらずの芸達者振りに脱帽。
一期にも顔見せしていたセルゲイは、堅物に見えて案外話が分かりそうなキャラな様子。スレイを通じてアリーシャと繋がりを持つことが出来れば、戦争を止めるというアリーシャの目的の助けにもなりそうな予感。

未だスレイの知らぬ暗殺者としてのロゼについては、奇しくもセルゲイ達の会話にあった穢れと必要悪の話に通じるものがあり、ロゼが今後もキーキャラクターとなっていくことを示唆している様子。原作組からはその辺りがご都合主義で流されていた、と伝え聞いているだけに、脚本側でどれだけ改善してくれるかで、本作の価値が決まってくるかもしれない。第一期の見事な改善振りよもう一度、といったところか。