2016年秋（10月〜12月）アニメ雑感と評価（★5点満点）

終了アニメ及び継続中アニメの現時点での評価と雑感。

[響け！ユーフォニアム2 ★★★★★]: 一期から通じての満点評価。毎回毎回密度が濃く展開も程々に早く飽きずに見られたし、キャラクターの細かい所作で関係性だとか感情だとかを描く手法の秀逸さに脱帽。
[夏目友人帳伍 ★★★★★]: 大安定の五期。よくもまあここまでブレずに描けるものだと関心ひとしきり。次期も期待。
[ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない ★★★★★]: 序盤・終盤で作画と演出が酷いことになっていた部分もあるけれども、全体を通してはかなりの盛り上がりを見せてくれた印象。カットされた要素がもったいないと思う程度にはお気に入りの作品になりました。
[舟を編む ★★★★★]: 淡々としかし確かな筆致で描かれた佳作。派手さはないが味わいは今期一番だったかもしれません。
[ドリフターズ ★★★★]: アクの強い原作の作風を見事にアニメの枠に落とし込んだ印象。物凄く動かしている訳ではないのに迫力満点なアクションシーンは、ある意味お手本のような出来だったのでは。
[終末のイゼッタ ★★★★]: 「魔女対近代兵器」の話かと思いきや……といった展開は好みが分かれたか。私的には1クールを割り切って使い切り、世界観よりもキャラクターを描くことを選択したと捉えているので、「実に良い作品だった」という印象。
[WWW.WORKING!! ★★★]: 原作通りアクが強すぎて付いてこれなかった視聴者が多そうだな、という印象（笑）。無印と比べるとキャラデザやら演出やらに不満が多かったものの、私的には村主さんがちゃんと可愛かったので良しとしたい（ぉ
[ガーリッシュナンバー ★★★]: 色々と評価が難しい作品だったな、という印象。きちんと作ってあったものの、観返したいかと聞かれるとちょっと悩む。
[バーナード嬢曰く。 ★★★]: 全く期待していなかったらそこそこ面白く、嬉しい誤算。本好きあるあるは結構ツボでした。
[Occultic；Nine -オカルティック・ナイン- ★★]: 中盤以降の盛り上がりは良かったのだが、やはり主人公と序盤の展開に全く魅力がなかったのが痛かった。私的にはロボティクス・ノーツを下回った印象。各種演出は意欲的だったと思いますが……。
[文豪ストレイドッグス ★]: 過去編が途中までとても面白くて「これは化けるか！？」と思ったものの、結局は鏡花ちゃんが可愛いだけのギャグアニメでした……。展開とか異能力設定の雑さ、あと元ネタになっている作家へのリスペクトが欠片も感じられないキャラ設計はどうにかしてくれよ、という感じ。
[亜人（二期）★]: 文字通り続きが気になったので消化しただけの視聴になった。特に得るものはなかった。
[ステラのまほう ]（視聴中止）: 二話切り。悪くはないと思うが、最早ああいった日常系は観ているだけで辛い。