たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #31「無音の戦争」感想

1/100 フルメカニクス 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダムバルバトスルプス 1/100スケール 色分け済みプラモデル
今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

偶発的に始まってしまったアーブラウとSAUとの戦闘に、鉄華団もなし崩し的に参戦することになってしまった。
消耗戦の続く中、リーダーを欠く鉄華団地球支部の少年達は、心身共に疲弊していく。そしていつの間にか、指揮をとるガランへの依存を高めていくが、それこそがガランひいてはその裏にいるラスタルの目論見であり――。

感想

タカキがもう少しガランへの疑念を持つ展開かと思いきや、見事に手のひらの上で転がされており、終始憂鬱な気持ちで観てしまった。ラディーチェはタカキ達のことをあざ笑っているが、利用され踊らされているのは彼も同じなので、ぜひとも最後に自分の愚かさを思い知りながら残酷な死を迎えることに期待したい(酷)。むしろそのくらいやってくれないと流石に溜飲が下がらない。

そして何故だかマクギリスがいきなり小物感溢れる感じに。裏で糸を引く存在=ガランに気付いた上で、自分を囮にしてそれを炙り出そうとしている展開にも見えるが……。これでマクギリス自らアーブラウと鉄華団地球支部に引導を渡したらもうアホとしか思えないので、狙いがあるのは確かだろうが。

ガエ……もといヴィダールは何だか随分とジュリエッタに優しいように思える。「誇り」という言葉に敏感に反応していた所を見るに、かつての自分が囚われ、失墜の原因になった「誇り」というものについて考えを改めた、という振りだろうか? ――ああいや、あくまでも彼がガエなんとかさんと同一人物という前提なのだが。ガエなんとかさんにしては言動が柔らかく理性的に見えるので、復讐鬼ではなく良い意味で「大人」になったのかも? と好意的解釈をしておく。