たこわさ

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #29「出世の引き金」感想

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今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

アリアンロッド艦隊の介入により混迷を増した鉄華団と「夜明けの地平線団」との戦いは、三日月の活躍もあり辛うじて鉄華団勝利となった。大手柄をあげた鉄華団は、テイワズの中でも大きな権益を与えられる事になったが、それはテイワズの仲間内からも足を引っ張られる立場になった事をも意味していた――。

感想

マクギリスという油断ならないが何かと頼りになる同盟者を得、テイワズの仲間内からも嫉妬される立場になるも温かく見守ってくれる名瀬という兄貴分がおり、更には与えられた採掘施設からはガンダムフレームと謎のビックリドッキリメカまで発掘――と鉄華団の未来は無闇矢鱈に明るいように見えてしまう。
もちろん、その裏でギャラルホルンやクーデリアには出来ない「汚れ仕事」を続けている訳であり、彼らの根本的境遇が変わったわけではないのだが……。無力感を滲ませるクーデリアの姿に、鉄華団がまだまだ「成功」の入り口に立っているだけなのだ、という事を否応なしに感じさせられる。
とは言え、テイワズ内部の抗争はある程度たかが知れているし、目下の鉄華団にとっての敵はマクギリスと敵対するギャラルホルン内の勢力のみ。ここからどうやって話が膨らんでいくのか……注目したい。