たこわさ

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舟を編む 第一話「茫洋」感想

茫洋
今回の満足度:4点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

玄武書房の辞書編集者・荒木は定年を控え、後任者探しに奔走していた。しかし、辞書編集という特殊過ぎる仕事は何かと敬遠されがちであり、また向き不向きがはっきりしている為に、中々「これ」という人材を見付けられずにいた。
そんなある日、同じ辞書編集部員の西岡が見かけたという同じ玄武書房のとある冴えない営業マンの話に惹きつけられるものを感じ、荒木はその営業マン・馬締の人となりを確認すべく営業部へと足を運ぶが――。

感想

原作は実写映画化もされた三浦しをん氏の同名小説。原作、映画共に評価が高く、アニメの方はどうなるか……と少々心配していたが、第一話の出来としては十分に及第点に感じた。
Aパートの冗長さも、Bパートの流れるような構成への前振りと考えれば納得。
要所要所でギャグパート兼ちょっとした解説を入れてくるなど、アニメという媒体の雰囲気を活かした演出も見受けられ、これなら期待できそうだ。

舟を編む (光文社文庫)

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舟を編む

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