たこわさ

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ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン 12「亡霊を狩るもの」感想

今回の満足度:5点(5点満点中)
(以下ネタバレ)

あらすじ

西の迂回路に進軍したアルデラ神軍を迎撃すべく、部隊を派遣する事になった。サザルーフは総指揮官でありながらも「イクタ達の方が機転が利く」と自らが部隊を率いる事を提案。イクタはそれを了承しつつも、トルウェイのエアライフル部隊を随伴させる事を奨める。イクタは、姿を見せなくなっていた「亡霊部隊」を警戒していたのだ。
一方、アルデラ神軍の客将たるジャンは、イクタにさえも気付かせぬある作戦を進めようとしていた。アルデラ教の教えに背く最新鋭の装備を躊躇いなく使用するジャンのやり方に、イクタでさえも驚きを隠せず――。

感想

出番は少ないながらも「元凶」であるサフィーダ中将に気持ちのよい「天誅」を下してくれた皇女殿下が頼もしい。彼女がイクタに伝えたい事というのは、恐らく彼女自身が皇族の血を何より嫌っている事と関係しているのだろう。父親の事で帝国自体にある種の恨みを持つイクタだからこそ、シャミーユは重視しているのではないかと思う。

見事ジャンにしてやられたイクタだが、全体の戦況や彼我の戦力差を鑑みれば、イクタ達も十分以上に戦えているように見える。だからこそ、ジャンはアルデラの教義に背く気球等の兵器さえも駆使してるのではないだろうか。

「天鏡のアルデラミン」<アニメ盤>(2枚組)

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