(以下ネタバレ)
あらすじ
エフィドルグ母艦の制圧は成功し、戦いは地球側の勝利に終わった。しかし、レフィルの口から語られる数々の真実は、少なからず人々に動揺を残す事になった。
二百年以上先に襲来するというエフィドルグの本隊。地球の国々は、その来るべき脅威を口実に軍拡を進めつつあり、今後の混乱が予想された。また、目先の脅威が去ったことで、異星人であるゼルや、不老不死に近い体を持ちクロムクロ等の兵器を自在に操る剣之助とムエッタは、人類にとって危険ではないかとの意見が出始めて――。
感想
上げて落とす。ある程度予想はしていたが、やはりこの展開は辛い。対エフィドルグ戦の立役者である剣之介とゼルに対する人類の扱いは、「仕方がない」では済ませたくないほどに非道。恭順し協力もしたムエッタに対する扱いも同じく。後半、グラハムの姿が見えなかったのは、彼が裏で剣之助達に便宜を図ろうと奮闘しているのだと思いたいが……。
殆ど迷いなく剣之助達についていくつもりだった由希奈の大人物振りが相変わらず頼もしい。対して、剣之介は彼らしくない「気遣い」を見せてしまっていて、まだ視聴者に明かされていない彼の抱える問題があるのかも、とも感じた。もちろん、単純に由希奈に家族を捨てさせたくなかった、という所が正解なのだろうが。
前回は意外ないい人振りを発揮してくれたハウゼンも、マッドサイエンティストに逆戻り。何か裏の目的があってほしいが……。
- アーティスト: 堤博明
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